スプレッドシートに上限値はあるの?
答えは「Yes」です。下記のGoogleが掲載している記事を参照してください。
ただし、Googleが仕様を変更して上限値を変更する場合があります。今のところ拡大する方向での仕様変更となっています。
スプレッドシートの上限値について
ワークブック内のセル数上限
ワークブック内のセル数の上限は1000万セルです。この上限を超えると以下のメッセージがポップアップします。
1000万セルと聞くと非常に大きな数字のように感じますが、企業活動で発生する日次データを蓄積すると意外と簡単に超えてしまいます。また、限界に近くなると負荷も高くなり変更などで再計算が発生すると結果が返ってくるまでに時間が掛かるようになってしまいます。
ワークブック内のシート数上限
実験してみたところワークブック内のセル数の上限である1000万セルまでシートは作成できるようです。
デフォルトで作成したシートは1000行×26列=26,000セルとなりますので、同一シートを追加していくと385シート目で上限を超えます。下図は上限の一歩手前の384シートまで作成した状態です。さらに追加しようとしたところエラーメッセージが表示されました。
列数の上限
Google ドライブに保管可能なファイルに記載があるように18,278 列(列 ZZZ)となります。超えようとした場合に以下のメッセージが表示されます。
行数の上限
実験してみたところワークブック内のセル数の上限である1000万セルまで行は作成できるようです。つまり、A列だけにすると1000万行まで作成できます。
セル内に入力可能な最大文字数
50,000文字まで入力可能です。半角、全角は関係なく50,000文字までとなっています。
制限を超えると以下の様にエラーメッセージが表示されます。
まとめ
スプレッドシートの上限をまとめると以下のようになります。
項目 | 制限値 |
セル数 | ワークブック内で1000万セルまで。 |
シート数 | シート数の制限はなく、ワークブック内で1000万セルまでは作成可能。 |
行数 | 行数の制限はなく、ワークブック内で1000万セルまでは作成可能。 |
列数 | 18,278 列(列 ZZZ)まで、もしくは1000万セルまで。 |
セル内の文字数 | 50,000文字まで。 |
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